冬休みもすぎ、3学期も何事もなく過ぎていた2月頃。
担任のピカノにより大きなホームルームが開かれていた。
ピカノ「さて、もうすぐ2年生最後にして最大の行事が近づいているな。学級委員レオン、なんだ?」
レオン「はい!林間学校です!」
ピカノ「そのとおり!そして行き先は!北地区のポケモン山だ!雪山だからスキーやスノボー雪合戦なんでもできる夢の2泊3日だぞ!!」
誰か「うおお、この学校にしてはまともな行事だ!!」
ピカノ「そんなわけで、今回のホームルームではバスの席、部屋割り、ご飯食べるときの席、風呂はいる順番、だ!!」
ピカチュウ「待て!決めること多すぎだろ!本当は何回かホームルームの時間もうける予定だっただろ!」
ピカノ「しらねえな〜。じゃ、レオン、あとはよろしく。オレは寝てるから何かあったら起こせ。」
ピカチュウ「てめえ今更だけどそれでも教師か!!」
レオン「え〜と、まず部屋割りですが、女子は人数が少ないので他のクラスとあわせて2つに分かれてもらい、男子はクラスごとに3つほどのグループにわかれてもらいます。行動班は自由で・・・、
そして、林間学校の日がやってきた。ここはバスの中。
ピカノ「いいいいいいいいいやほおおおおおおおおお!!!林間だぞ林間!待ちに待った林間だ!!」
ピカチュウ「ピカノはしゃぎすぎだてめー!!」
ピカノ「わはは!まあいいじゃないか。遊べ遊べ。ほら、校長。飲め飲め。」
校長「おお、すまんのうピカノ。」
ピカチュウ「校長いたのかよ!しかも朝から飲んでるし!!」
タマタマ(トレーグス)「おい!」
ピカノ「なんだタマタマ?」
タマタマ(五郎)「なんで俺達の席が全員で1つなんだ!?」
ピカノ「席が少ないんだ我慢しろ。」
タマタマ(健)「ちきしょー!」
そんなこんなで、夕方にやっとポケモン山付近の宿に到着した。
ピカノ「さて、もう遅いから今日はホテルで宴会だ。豪華ディナーもでるぞ。さあ、食堂に行くぞ。」
ボーマンダ「うほっ。そいつは楽しみだ。」
ボーマンダはよだれをたらした。
食事は本当に豪華だった。
しかも。
ピカノ「よっしゃー!盛り上がってきたところでオレの歌だ!がははははは!!」
ピカチュウ「ピカノてめーまた飲んでるのか!!」
プクリン「キャハハハハハハハ!!いやいや、私がうたいまーす!!」
ピカチュウ「プクリン先生も泥酔モードだーーーーー!!!」
校長「がっはっは!!それよりワシの土壌救いを見ろ!!」
ピカチュウ「やめろ校長!誰も見たくないぞ!!」
めちゃくちゃ盛り上がっていた。特に教師が。
続いて、風呂。
レオン「さて、8時だよピカチュウ君。ボク達もそろそろお風呂に行こうよ。」
ピカチュウ「そうだね。じゃあ行こうか。」
ピカチュウとレオンは風呂の扉を開けた。
カイリキー「よおピカチュウとレオン。」
サワムラー「はやくお前らも入れよ。」
ピカチュウ「う、カイリキーとサワムラー・・・。(なんか入る気がうせてきた・・・。)」
たまっち「わはは!たまっちクロールだもん!!」
ピカチュウ「たまっち!風呂で泳ぐな!!」
たまっち「いけないもんか?ボクの星ではお風呂で泳ぐのは常識だったもんけどねえ。わはは。」
ピカチュウ「どんな星だよ!!」
ラプラス「ラプラスーーーーーー!!!」
ピカチュウ「うわあああああああ!!なんでいるんだお前ー!!!」
ここでも盛り上がっていた。
風呂から上がったピカチュウとレオンは自分達の部屋に戻った。
ルームメイトはうめぼし、エビワラー、サンダース、ヤドラン、タマタマ、ストライクだ。
当然、消灯時間になってもすんなり寝るはずはない。おしゃべりタイムの始まりである。
ヤドラン「なあレオン。」
レオン「なに?ヤドラン君。」
ヤドラン「お前、誰が好きなんだ?」
レオン「は?」
ヤドラン「だから、学校でどの女の子がいいと思う?って聞いてんだよ。」
レオン「あ、いや・・・。(わかってて聞いてるのか・・・?)」
うめぼし「いただきまーす。」
タマタマ(ジョン)「ぐわあああああ!」
タマタマ(大地)「てめえうめぼし!オレ達の仲間を食うんじゃねえ!」
エビワラー「おいサンダース!ブースターの部屋に突入するぞ!」
サンダース「バカやめろ!見つかったらどうする!ボク達まで罪人扱いになるぞ!」
ストライク「高いところこわいーーーーー!!」(ここ6階)
ピカチュウ「うるさすぎて眠れねーーーーー!!」
同じころ、女子の部屋。
プリン「それでね、その時ピカチュウ君ったら私のこと忘れてレオン君と一緒にいたの。だから私ピカチュウ君のこと殴っちゃった!」
ブースター「あはは、プリンちゃんったらすごいね〜。」
キレイハナ「・・・あの、ただならぬ気配を感じるのですが。」
ロコン「え?」
トサキント「え?なにそれ?こわ〜い!」
プリン「ぎゃあああああ!!ってなんであんたがいるの!!?あんた男でしょ!?ただならぬ気配ってあんたよあんた!!」
トサキント「やあねえ。いいじゃないそんな事。」
プリン「そんなことってあんたねえ。」
ラティアス「ねえ、そんな気持ち悪い金魚なんてほっといた方がいいわよ。」
ロコン「ラティアスさん冷静・・・。」
トサキント「あらんひどいわん。まあいいわ。私が好きなのはミュウ君だけだもの〜ん♪」
2組男子の部屋
ミュウ「うっ・・・!」
ゲンガー「OH!ミスターミュウ!どうしマ〜シたか?」
ミュウ「い、いや、なんかちょっと寒気が・・・。」
ミュウツー「風邪か?気をつけろよ。ここ北地区だから寒いし。」
ミュウ「う、うん、それよりみんな!もう消灯時間なんだからちゃんと寝なくちゃ駄目だよ!」
なんだかんだで夜もみんな盛り上がっていた。
林間学校編、次回へ続く。次回はポケモン山へとうとう突入だ!
そんなわけで、今回の話は
タマタマ(マイケル)「おしマ〜イケル!!」
ピカチュウ「・・・なにやってるんだ?お前。」
続く
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