あとがき



2003年10月26日からはじめたポケモン小説も、2008年8月15日で終了しました。

まあサイトを作ったのは10月26日でも、第一話を書いていたのは2003年の4月なので、事実上、5年以上ですね。

2002年の11月にポケモンのルビー・サファイアが発売したばかりの頃でした。

そんなわけで、ここでは真面目に作成の裏話とか、今後のこととか書いていこうかと思います。暇な人だけお付き合いください。




終了の理由

勘のいい人は95、96話あたりで気づいたかもしれませんが、100話達成と共に少し唐突な終了となりました。しかし、実は終了を決定したのは90話の時点です。

理由は、やはり更新に時間がとれず、1ヶ月以上更新されない時期が多くなってしまったのが原因です。

もっと大きな理由はやはりネタ切れですね。完全なネタ切れではないのですが、一話あたりにかける時間が多くなりすぎてしまい、書くのが辛くなってきた、というのが本音です。

そもそも、もっと前からネタ切れの前触れはあり、70話あたりでギリギリの状態でした。

その為、掲示板を使って皆さんからアイデアを募集したりしたこともありました。しかし、それでも皆さんのくれたアイデアを全て採用するにはいたらず、申し訳ありませんでした。

後、ピカチュウ達が年をとりすぎました。大学生編や社会人編を希望する人もいますが、さすがにそれは話が作りにくそうで・・・。ピカノも30代後半になり、プクリン先生も三十路超えちゃいましたから。w

と、いうことで終了を決定してから91〜93話を普通に書いてから、94話では避けては通れないぜにぼうの親の秘密について書きました。しかし、どうにも無理矢理な感じの話になってしまい、ギャグも少なく、自分としては納得のいかない部分も多かったりします。

95話では最後の日常編、ということでほとんどのキャラを出してピカチュウ視点のショートストーリー集のようにしました。

そして100話はハンター相手に全員で逆転、という予定通りにいきましたが、あの長さは完全に予定外でした。全て出し尽くした気がします。

ラストシーンは第一話冒頭のピカチュウ家のシーンと似たようなシチュエーションにする、というのも大体予定通りに終わることができました。

飽きっぽい自分が100話まで続けられたのは本当に掲示板やメールで応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。




キャラクター作成の裏話

いろいろキャラクター作成時にまつわる話をひとりひとり見ていきたいと思います。

嘘のような話もありますが、全て本当に考えていた話です。

そもそもの小説の原点は、第2回人気投票の質問コーナーでも述べたとおり、『ポケモンキッズ』という指人形やモンスターコレクションというおなじみのポケモンフィギュアからでした。

最初はそれを見ながら色々ポケモン達に勝手なキャラ付けをしていきました。第一話を書く前にたくさんのキャラを用意していたわけです。これ本当。

そんな無い知恵しぼって考えたキャラの裏話がこちら。


・ピカチュウ
彼が主人公、というのはすんなり決まりました。突っ込み役になっていったのもギャグが多くなっていった話の流れで、主人公の割には特に裏話はないです。w

・プリン
彼女がヒロイン、というのもすんなり決まりました。
ただし、最初からピカチュウに好意を持っているということを前面に出していく予定でした。
まだ完全ギャグ小説という方針も決まっていなかったので、ラブコメにでもする気だったのでしょうか。
第一話でプリンはピカチュウが大好きであった。みたいな文を書いていましたからね。当初。
なんで5年前のそんな細かいことまで覚えているかっていうと、印刷したのが残ってるからなんですが。w
強くなっていったのは話の流れでしたね。47話あたりではまださらわれたりしていましたが、50話あたりから一気に最強ヒロインへの道が開かれました。w
それまではどうにもヒロインのくせに個性が弱いと思っていたので、ちょうどよかったです。w

・レオン
そもそも登場させる予定があったんだかなかったんだか覚えてないキャラでした。レオンのポケモンキッズを持っていたことから出そうかどうか迷っていた気はしますが。
どこかで触れたこともありましたが、ピカチュウの親友ポジションはライチュウの予定だったので、レオンは出すとしてもピカチュウの友達Bとかそこらの予定だったと思います。
それで、何でライチュウの代わりにピカチュウの親友になったかというと・・・、はっきし言って気まぐれでした。w
ライチュウで話が作れず、3、4話で部活見学に行かせてみたら結構気に入ったので、そのまま彼がピカチュウの親友となりました。
後、ロコンに惚れていたというのは完全に後付け設定です。ただ単に15話のオチが思いつかなかっただけで付けた無茶な設定でした。w
18話の夏祭りで吹っ切れさせて終わらせようと思ったのですが、18話のオチも思いつかず、この設定はズルズルと引っ張ることになりました。
ですが、掲示板でもヤドランよりレオンの応援の方が圧倒的に多かったので、最終的にロコンとくっつけて良かったと思っています。ヤドランも腹黒キャラになってからの方がある意味使いやすく、輝いていましたから。w

・ピカノ
無茶な名前の由来は第3回人気投票の質問コーナーで語ったので省略。
そういえばピカノピカノ助之助なんてくどい名前にしようと思ってたこともありました。w
キャラとしては教師の癖にピカチュウ達とつるんで遊んでるようなイメージの奴でしたが、11話や16話でその様子が見れます。
最初の頃はまだ自分の書きたかったピカノが書けませんでしたが、後半になって林間学校、名探偵ピカノ、ピカノのお見合いなどの頃には自分の書きたかったピカノが書けていました。お世話になったキャラです。

・ホーホー
ポケモン島を守る馬鹿な軍隊の隊長、というキャラで作りました。
が、小説第一話時点で考えていたキャラの中では優先度が低めの位置にいたので、20、30話あたりまで続いたら出せるかな?程度に思っていました。
にも関わらず、話の流れで出せそうだったので、5話という初期の初期の話に登場させ、想定外に使いやすかったので、何度もお世話になりました。

・ヘラクロス
プリンに惚れさせた理由はあまり覚えていません。あまりプリンと合わないポケモンを選んでただけの気がします。
最初から最後までプリンのことばかりで、ある意味では動かしやすいキャラでした。

・ミュウ
最初の頃は口うるさいキャラで使いやすかったのですが、ピカチュウと別のクラスになってからやや出番が減った?
と、思いきや、林間学校なんかでもう一度ピカチュウ達と絡ませてみると結構書いてて楽しかったりしました。
最後の5話でポケモン島の頭脳的な感じのポジションにも使えて、優等生キャラとしての役目は果たせたかな?、と思います。

・フシギダネ
10話の引きこもった理由が思い浮かばず、適当に暑さに弱いなんて設定を作ったころは全然使えないキャラでしたが、ぜにぼう登場からはなんとか使えるようになりました。
ぜにぼう登場で想像以上にあったかいパパキャラになりましたが、当初はもっと冷たくて暗い奴のイメージで、覚えないはずの冷凍ビームや吹雪を覚えるイメージでした。w

・うめぼし
信じられないかもしれませんが、10話で急に作ったキャラではなく、最初から「うめぼし」として出す予定でした。
ですが、肝心のゼニガメを「うめぼし」にした由来が思い出せなかったりします。ものすごく気になるので思い出したいのですが、もう一生思い出せないと思います。w

・たまっち
こいつも最初から出す予定でした。「ポケモンキッズ」の指人形に混じってたまごっち指人形を持っていたことから出演決定しました。
「わははわはは」としまらない笑いを浮かべているのは、その指人形のたまっちが大口を開けて笑っていたからです。
「〜だもん」という口癖は、たまごっちの本で、たまっちが「僕、怒るもん!」という台詞を言っていたことから始まりました。
でも、さすがにポケモンじゃないので、最初からガンガン出すことは・・・と、思っていましたが、11話という早い段階でおもわず出してしまいました。w
いろいろとんでもないキャラなので、他のポケモンを食わないように、これでも自重させ気味にしたつもりです。
腕時計君はたまっちの突っ込み役として出しましたが、大体は近くにいるポケモンが突っ込んでくれるので、あまり役目を果たせませんでした。

・シンタロウMAX
名前の由来は覚えていませんが、ポケモンの指人形と一緒に保管していた戦闘機みたいなプラモデル(?)がモデルです。
姿が説明しにくいので最初は飛行機型といいましたが、飛行機だとやっぱり地味な気がしたので、途中で無理やり飛空船型に設定を捻じ曲げました。

・ぜにぼう
もっと早くから出して、もっとたくさん活躍させるつもりでした。
最初はフシギダネがピカチュウの誕生パーティーからの帰りに雨の中、子犬のように捨てられているぜにぼうを拾う、というイメージでした。
しかし、ピカチュウの誕生日を7月3日にしてしまったので、それまで待つしかなかったのですが、結局待ちきれず、同じパーティーであるクリスマスパーティーの際に登場させました。
結局、ピカチュウの誕生日もネタには出来ませんでしたが・・・。

・ロコン
ヤドランの彼女でした。最後までその設定で押し通す気でした。
更に、強いという設定もあり、実はポケモン島の女子格闘チャンピオンなんて設定も考えていましたが、いつの間にかプリンに引き継がれました。w
ブースターとの差別化ができずに苦労しましたが、取り巻きの奴らを差別化することで押し通しました。

・サワムラー、エビワラー、サンダース、カイリキー
むさいポケモンのサワムラーとエビワラーがブースターを振り向かせるべく争うも、ブースターの本命はサンダースだった・・・。
なんて設定でしたが、いつの間にかサンダースはブースターの本命で無くなり、カイリキーなんて更にむさい奴も交えてギャーギャー言うようになっていました。w
サンダースが本命、という消えた設定は、第7話のプリンの台詞に名残があります。
サワムラーは料理。エビワラーは音楽というように、次第に個性もついたので、書いてて楽しい奴らでした。

・ブースター
とりあえず4馬鹿と姉さんに囲まれていろいろ大変な子、という巻き込まれタイプのキャラでした。
結局、4馬鹿の中で誰が一番好きかどうかはわかりませんでしたが、元からブースターに決めさせる予定はありませんでした。いつまでも4馬鹿はギャーギャー騒いでるほうがいいかな、と。

・エーフィ
綺麗好きキャラでしたが、なんでそうしたかは覚えてないです。
ポケモンアニメの映画「ラティアスとラティオス」で、「掃除しなくちゃ。エーフィ、サイコキネシス!」という台詞が出てきていましたが、ここでのキャラ設定とは関係ないです。

・ヤドラン、コダック、ウツドン、シェルダー
ヤドランはロコンの彼氏にする前は、腹黒キャラの予定でした。なので、失恋してからのヤドランの方が本来予定していたヤドランです。
不良だったという設定に腹黒キャラの面影を残したつもりでした。
「ボーッ一族」という名前は、最初は「ボー一族」の予定でしたが、文字にしてみると読みにくいので「ッ」を入れました。
ボー一族のメンバー候補にはスリープ、ベトベター、ベロリンガ、ヤドンがいました。それは確実に覚えてます。

・ミュウツー
お化けが嫌い+カルピスが好き+動物が好きという、一人で3つもの設定を持つキャラでした。最強のポケモンなのに・・・と、いうギャップから、いじりがいのあるキャラでした。
お化けに関してはあまり覚えていませんが、カルピスの設定は、ミュウツーが描かれたコップでカルピスを飲んだときに考え付いたものです。w
動物が好き、というのは、近くにあった犬の人形を見て思いつきました。おなじく、ハムちゃん、ウサちゃん、チュンちゃん辺りも人形を見て出しました。
ミューちゃんは、ガリ勉のミュウ君をポケモンキッズを見て思いついたのとは別に、モンスターコレクションのミュウを見て思いつきました。しかし、あまり活躍させてはあげられませんでした。
背が高いという裏設定もありますが、これはミュウツーのポケモンキッズがビッグサイズだったからです。
結構書いていて楽しいキャラでした。

・ライチュウ
不良というのは決定事項で、入学早々ピカチュウと争ってケンカし、後に親友になるイメージでした。
しかし、ピカチュウとのケンカの話がなかなか思いつかず、3話でレオンと部活見学に行かせたのがきっかけで、彼の出番はなくなりました。w
その後、どうにか彼を出したくて、進化してないピカチュウとレオンを馬鹿にする進化主義者とかいろいろキャラを考えていましたが、どれもパッとせず。
と、いうことで39、40話は没になったピカチュウとのケンカをさせてみました。進化主義者の名残的な台詞も言わせましたが、結局は地味キャラに落ち着くことに。
さんざんな扱いのキャラですが、ライチュウは好きなポケモンですし、これはこれで好きなキャラでした。w

・ワニノコ、エレキッド
不良とまでは考えてなかったと思いますが、最初からペア扱いの予定でした。
チコリータをめぐって争うという、ブースター4人組と同じような設定を考えていましたが、当然のように没。

・ブルー
実況好き、なんてのもわけがわからない設定ですが、穴の中や地下が好きという更にわけのわからない設定までありました。
マリル(♀)に惚れている設定もありましたが、こいつにまでラブコメ設定をつけるとキリがないと判断し没。
地下好き設定も、実況に専念させるために没となりました。

・ゴースト
壁抜けして盗撮とかしてそうなイメージのキャラ、ということでカメラ好きが決定しました。
さきほど触れたマリル(♀)はカメラ屋の娘の設定で、確かこいつとも絡む予定でした。そのマリルには姉のマリルリもいました。全然キャラ決めてなかったけど。

・オコリザル、カラカラ
モデルはジャイ○ンとのび○です。それだけです。
こいつらまで恋のライバル同士にする予定がありました。相手はベイリーフだったかな?

・ピチュー、トゲピー、ププリン
特に深い設定は無く、ピカチュウ達の弟分、妹分として登場させました。
もうちょっと36話のように彼らが主役の話も書いてみたかったのです。少し素直にしすぎたのが出番の少なさの原因かな?

・フーディン、キレイハナ
キレイハナは天才占い師+お嬢様。フーディンはそのライバルのヘッポコ占い師ということでしたが、特に裏話は無いです。
ただ、特にフーディンは書きやすいキャラではありました。

・ルギア
特に正体は考えてなく、神出鬼没のポケモン、というだけのキャラでした。でもなんか弟がいる設定とか考えてました。
元からただのあまり関わってこないギャグキャラで、正体なんて明かす必要もないかと考えていたのですが、そうもいかず。
弟を養うために働きまくっている、とかいろいろ考えましたが、結局はピカチュウ達をいつも近くで見守っているポケモンということに決定しました。
こいつも背が高い裏設定があります。(第2回人気投票のアンケート参照)これも、ミュウツーと同じで、ポケモンキッズがビッグサイズだったという理由があったりします。

・ラプラス
こいつも大きい設定がありますが、ミュウツー、ルギアと同じ理由からです。
そこから、暴れん坊という設定が生まれました。

・校長(坂東輝正)
今だから明かします。校長のモデルはたまごっちシリーズのキャラクター・ばんぞー博士です。これはマジです。
こいつもまた、ポケモンキッズに混じって指人形を持っていたので出演決定しました。
ただし、さすがに、たまっちのようにキャラをそのまんま出すのもあれなので、ばんぞー→ばんどー→坂東というふうに苗字が決定。
ハゲのイメージから輝を使った名前を使うことを決め、当時のGoogle検索でヒットしなかった坂東輝正という名前に決定しました。
ずっと出そうか出すまいか迷っていたため、35話まで校長の姿は描写しませんでした。
別に他のポケモンを校長役で使ってもよかったのですが、キャラとしてはそこそこ気に入っています。

・オニスズメ
ホーホー隊のライバルキャラとして出しました。しかし、ホーホー自体が単独でそこそこ動かせるため、ライバルの必要性があまり感じられず。
そこでアイドルオタクの設定をつけてみてからはホーホーから自立(?)させることが出来て、気に入ってます。

・チコリータ
そもそも保健委員ってキャラしか考えず、優先度が低いキャラだった上、最初に絡ませる予定だったワニノコとエレキッドが地味な位置になったため、なかなか出せずにいました。
しかし、レックウザの登場やなんやらで、案外出てくるようになってよかったです。

・ストライク
彼も優先度が低いので、なかなか出てきませんでした。高所恐怖症以外のキャラ付けがないので一発芸キャラです。

・ペルシアン
イケメンでモテるという設定でしたが、そのせいかキャラを崩しにくく、いまいち目立たないキャラでした。モテると言われながら主要女性キャラが誰も惚れていないので、エネコロロを惚れさせてみました。

・ドガース
貧乏キャラでしたが、それをいかしきれないキャラでした。
それと同時に、フーディンが金に汚くなってきたので、ますます影が薄くなりがちでしたね。

・トサキント
カマキャラという当初の予定通りでした。もともと、そんなにたくさん使う予定もなかったので、出番の少なさも予定通りです。

・リザードン、プクリンなどの教師達
リザードンは熱血先生。プクリンはやさしい先生のイメージでした。
プクリン先生は初登場から酒乱キャラでしたが、あれはその場のノリでついた設定です。
リザードン先生がピカノと同じようにふざけるようになったのも話の流れでした。
終了を決定してから、ニョロゾ、バリヤード、ニドキング、ラッタ、ピクシーなど、元から教師として予定していたポケモン達を一気に記念のつもりで出してみました。
ニョロゾなんかは、もっと最初からどんどん出ていれば、ピカノと対立気味な教師として活躍できたかな?なんて思っています。
保健室のハピナス先生は後からポケモンのイメージそのまんまで考えました。

・カブトプス
ほとんど出演していません。最大の見せ場はクリスマスパーティーでレオンに妙なプレゼントしたところでしょうか。
彼は、ピカチュウをリスペクトし、べったりくっついてくるキャラにしたかったのですが、いつも一緒なのはレオンがいたために没。
雰囲気から和風を愛する侍風キャラにしようかと思っていたのが現れているのがクリスマスの妙なプレゼントです。
侍風キャラは後のガラガラ、ピカチュウへのリスペクトはジラーチへと受け継がれたのでしょうか。実はライチュウ以上に悲惨なキャラかもしれません。
後、彼にも弟のカブトがいて、こっちはピチューをリスペクトするとか考えていました。なんとなくポケモンキッズを持っているから出してみようかってアバウトな感じで考えていただけですが。


ここら辺から第一話開始時に考えていなかったキャラです。


・ゲンガー
うざいくらいにうるさい外国人、をイメージしたキャラです。それ以上でも以下でもありません。

・ソーナンス
こいつのキャラもなんとなくつけた感じです。自分にもっと洒落のセンスがあればもっと活躍させてあげられたかも。

・ラティアス、ラティオス
ルビーサファイアのポケモンを出したくて一番最初に考え付いたのがこの二人です。
ラティオスはシスコンキャラ、とすんなり決まりました。
ラティアスは、大体のイメージなら無邪気、とかもっと可愛らしいイメージがついているポケモンなので、ここでもそっち系の予定でした。
が、ある日、妹が書いていた擬人化ラティアスの絵がなんとも冷たそうな目をしていたので、これだ!と思い、ラティアスのキャラが決まりました。
とても書いてて楽しく、お気に入りなキャラになりました。

・タマタマ
とりあえず6つで1つというのを前面に押し出したキャラでした。特にその6人にそれぞれ際立ったキャラをつけるわけではありませんが。
その特徴から決して使いやすいとは言えませんでしたが、個性のあるキャラでした。

・ボーマンダ
もっと事あるごとに他のポケモンに対して「食ってやる」とか言う野生的イメージでしたが、さすがに危険すぎるので、やめておきました。
ただ、最終話では最後なのでその設定を復活させ、ハンター達に対してちょっとやばい事を言わせてみました。

・ツボツボ
悪ガキとして登場させました。
ツボツボを選んだのは赤ちゃん系ポケモン以外で子供っぽいのを選んだとかそんな感じだったような気がします。

・ウソッキー
名前からそのまんま嘘つきになりました。もう少し使ってあげられなかったものかと思います。

・シャワーズ
プリンやラティアスと真逆の、引っ込み思案な女の子として出しました。キャラが決まってないのに演劇大会に出ていたのもきっかけです。
我が弱いキャラなので出番は決して多くありませんでしたが、気に入ってるキャラです。

・ブーバー
彼も演劇に出ていたのがきっかけで登場するようになりました。
ここでは不細工キャラで通っていますが、別に嫌いなポケモンではありません。w

・キモリ、ラグラージ
インターネットでのラグラージの扱いがひどかったので、こっちでもゲテモノキャラにしてみました。w
キモリはその保護者としてしかイメージしてませんでしたが、途中から漫画読んだり空気読まなかったりのキャラになりました。

・ヒトデマン
名前の「マン」のイメージからヒーローキャラにしました。こういった暴走タイプのキャラは使いやすいです。
ただし、警察に追われている理由がギャグで済ませられなかったのが少し残念でした。

・アブソル
出すつもりはありませんでしたが、リクエストキャラだったっけかな?
ただただ事件に巻き込まれるキャラから、不幸キャラへと早い段階で変わっていきました。まさか人気投票で3位をとるとは思ってませんでしたが。w

・デリバード、オドシシ
彼らもその場で作ったキャラですし、もちろん出番も少ないのですが、そういった一発系キャラの中では特に気に入ってます。

・デオキシス
とにかくぶち切れてるキャラが作りたくて出しました。想像通りのキャラになってくれました。w

・キルリア
本当はもっと嫌な女にするつもりでしたが、81話でアブソルに協力してから、少しぶりっこなだけの今時の女の子になりました。
高校編で急に作ったキャラでしたが、デオちん共々、書いてて楽しいキャラです。

・テッカニン
見た目そのまんまで忍者キャラにしました。
個人的には彼はホーホーやヒトデマンと似たタイプな気がします。

・マクノシタ
オタクっぽいキャラを出そう、と考え、それっぽいポケモンを探した結果、彼になりました。

・ヤルキモノ
男らしいキャラのイメージから探したポケモンです。
もっと広島弁とか喋らせてもよかったかもしれません。

・ガラガラ
高校生編の新キャラでは珍しいカントーポケモンですが、確かこいつはリクエストキャラです。
渋い武士キャラ、としてのリクエストでしたが、渋い武士の皮をかぶった自己中侍になってしまいました。それでも自分ではそこそこ気に入ってます。

・ヒノアラシ
こいつは高校の入学式編で自己紹介をして以来、ただのその他の生徒になるはずでしたが、とにかく暗いキャラが欲しくなって、少し暗めの自己紹介をした彼にその役目を任せてみました。

・ドーブル、スリーパー
こいつらも見た目そのまんま画家キャラと催眠術師キャラで登場させました。本当に急遽登場させたキャラなのですが、意外と話に絡ませることができました。

・エネコロロ
ヒノアラシとおなじく、自己紹介以来フェードアウトするはずでしたが、キャラの弱いペルシアンにくっつかせてみました。

・サーナイト
人気のあるポケモンですし、自分としても好きなポケモンなので、キャラ付けを慎重にして登場させるつもりだったのですが、55話でうっかりアイドルのサーナイトの存在をだしてしまいました。
結局そのままのキャラで登場させるものの、キャラの位置的にあまり目立つキャラにはできませんでした。
最後に終了を決めてから92話で少し天然系のキャラにしてみました。
それはそれで気に入ったのですが、性格キツめなサーナイトも出してみたかったですね。最終話で唐突に登場した双子の姉はそういった意味が込められています。

・ルカリオ
人気のあるキャラなので出さねばなるまい、と考えていましたし、シンオウポケモンの代表としても出そうと思っていました。
そこで、前から考えていた記憶喪失キャラとして出しました。しかし、ギャグに利用できると思っただけで、正体を考えていないため、大した伏線も張らずにダラダラと引っ張ることになりました。しかもキレイハナに「いつか記憶が戻る」なんていわせてしまったのでギャグで済ますことも出来ず。
結果、なんと100話後半になるまで正体が考え付きませんでした。ぶっちゃけ、彼がいなければもう少し早く100話は完成していたと思います。w
自分としては少し課題の残るキャラでしたね。結論としては、自分はシリアスっぽい話は書くな、と。w

・エンテイ
ポケモン関連サイトで、エンテイは伝説のポケモンのくせにイマイチ使えない、と言われているのを見てダメな神様キャラを考え付きました。
ただ、結局は仲間のスイクンとライコウもダメなキャラになっていましたが。w

・ダークライ
ミュウツーやレックウザのようにポケモンのイメージとのギャップを狙ったキャラです。
ダークライの少し怖そうなイメージの真逆をとって、うざいくらいに明るい奴にしました。出番は少ないですが、ギャグの少ない97話を明るめにしてくれて、気に入ってます。

・ホウオウ
ず〜っと前から、こいつはこの小説のラスボス的な位置につけようと思っていました。
とは言っても、小者なところも予定通りです。

・名前だけ出たようなキャラ達
ヒンバスはとりあえず口調だけ特徴づけて、今後田舎者キャラとかそんな感じで出そうとか考えていたのですが、想定外に話に絡められず、結局一度も活躍させてあげられませんでした。
70話で名前が確認できるバルビート&イルミーゼはそのまんまバカップルキャラ、同じくザングース&ハブネークはそのまんま仲の悪い奴ら、という設定でした。そのまんますぎたのか、こいつらも後に登場することはありませんでした。

・名前すら出なかった没キャラ達
ネタをメモしたテキストファイルからいくつか抜粋。
ポッチャマを傲慢な王子様キャラで登場させようと思っていました。が、ニョロトノとかぶるので没に。
初期の初期から、旅行の大好きなサンドを出そうと思っていましたが、旅行ばかり行っている設定じゃ他のキャラと絡めづらく、没に。
カメールを男が好きな男キャラ、いわゆるフォー!な感じで出そうとしましたが、いろいろと問題がありそうなので没。w
ヒトデマンにたくさん兄弟がいて、ヒトデマンエース、ヒトデマンタロウなどがいる予定でしたが、そいつらを使った話が思いつかず、没。
裁判官のリザードを出す予定でした。裁判官なんてどうやって話しにからめるつもりだったのでしょうか。当然、没。w
思えば、こいつらも最終話の妙な設定がある知らない奴らに交えてやれば良かったかもとかいまさらのように思ってます。w




没になった話
没にした話の中で、作成中のファイルが残っていたものだけ少し紹介。

・入れ替わり騒動!(没版)
ピカチュウとヘラクロスの入れ替わりだけで一話使う予定でした。入れ替わりマシーンではなく、頭をぶつけるという定番の入れ替わりの予定で。
何も知らないレオンに攻撃されてショックを受けるピカチュウなど。
ただ、どうにも一話作れるほどのものでもなかったので、いろんな奴らを入れ替える話を作ったのが80話です。

・台派高校襲来
ガブリアス達がポケモン高校をつぶしに乗り込んできた。プリンは発熱したププリンの看病で欠席。オコリザルはアブソルの不幸に巻き込まれて戦闘不能という危機に、ミュウが一人で乗り込んで・・・?という話。
テッカニンの水遁の術ネタや、ドーブルの絵プリンネタ、ヒトデマンのテーマ曲付きで登場など、後に別の話で使ったネタが多かったです。

・ポケモン島野球大会!
ミュウツーの動物達が暴走し、ポケモン高校の野球部員と顧問のリザードンに怪我をさせてしまう。そこで、ミュウツーの担任、ピカノが責任をとって監督をすることに。ピカチュウ達を巻き込んで台派高校とのハチャメチャ野球対決が始まる、という話。
野球のルールに詳しくないため、思うように話が作れず没に。

・ミニリュウの子守
ハクリューの子供でピカノの甥のミニリュウを、ピカノに無理矢理預けさせられることになったピカチュウ。ピチューとトゲピーがお世話する気満々の上、デオキシスとヤルキモノまでやってきた、という話。
全然話が進まずに没。

・ポケモン夏祭り
夏祭りにやってきたピカチュウとプリン。しかし、屋台はポケモン高校の生徒だらけだった。
金魚すくいの水にカルピスを混ぜているミュウツー、射的の的をラティオスにやらせるラティアス、自分の糸をわたあめと称して売る雷虫、自分で作ったやきそばを売らずに自分で食べてしまうボーマンダ。
プリン達のプロマイドを勝手に売っているゴースト、やばいカキ氷を売るサワムラーなど。
一方、レオンとロコンも夏祭りにやってくる。そこで、たまっちのヨーヨー釣りならぬ、たまっち人形釣りを始めるが、細かいことの嫌いなレオンはキレてしまって・・・?、という話。
かなり出来ていた話にも関わらず、良いオチが思いつかないまま夏祭りの季節が過ぎ、没に。

・おいでませ中央ポケモン島!(没版)
96話の予定でした。ハンター襲来の前に、ピカチュウとピカノに中央ポケモン島へ観光させて神のポケモンと関わりを持たせてみようと思って作った話。
そこで出会った神、ホウオウの部屋を探ると出るわ出るわの恥ずかしいものだらけ。その中に、神の求人広告も。
これをきっかけにホウオウが怒ってバリアを解除してしまうという設定にする予定でしたが、よく考えるとピカノに散々プライベートを暴露されてホウオウが怒るのも無理ない気がしてきたので、没。




今後について

さて、長々と語ってきましたが、最後に今後についても触れておきます。

小説も終了したことですし、小説はもう書かないのかということですが、結論から言うと、書くことはありえます。

最後まで正体の考えつかなかったルカリオの記憶に関して、ギラティナの名前を出すことで今後への伏線に利用してあったりもしますし。

もし今後があるとすれば、「ピカチュウ高校3年生編」となるでしょう。が、それがあったとして、卒業はさせないつもりです。と、いうのも、サ○エさんを代表するような年を取らない方式になるということです。最初にも言いましたが、これ以上年をとっちゃうと、ちょっと・・・。w

ただ、「社会人編」なんかは番外編で一度くらいやってもいいかもしれませんね。少なくとも、第○話という形での更新はこれが最後で、しばらく休んでから、のほほんとポケモン島の日常を番外編みたいな形でマイペースに続けるかもしれません。

後、心残りの一つに、第2回人気投票の質問コーナーで近いうちにやるといったピカチュウの小さい頃の話をできなかった、というのがあるので、そういったものもいつか番外編で書くかもわかりません。

仮に小説の更新がなくても、せっかく100話続けていろんなキャラを作ったので、そのキャラ達を使った何らかの事ができればいいですね。


あとがきまで長くなりましたが、今まで本当にご愛読ありがとうございました。

2008年8月27日
戻る
[PR]動画